保険業界の‥‥‥??
とある人の出版記念パーティーに出席させていただきました。
その名もズバリ、“年金のもらい方”。
あまり興味がないので覗いたことがないけど、書店には年金関係の本が数百冊並んでいるそーな。 同じテーマだけに、どの本も内容はほとんど同じ、そしてどれもが、最後まで読む気にならないような書き方だそーな。 そーした状況を踏まえ、
“税金は私たちが忘れてもなかなか忘れてくれない。
しかし年金は忘れたらそれっきり”
“取りあえず自分はいくらもらえるのか??”
がすぐにわかるように、を目的に執筆されたとか。。。
なるほどわかりやすい。 よくあるよーな、難しい年金の理論・仕組みのハナシではなく、数多くのケーススタディが中心であり、自分のシチエーションにあう項目を探すだけで、もらい方がわかるよーになっている。 たかたまのお客さまにもオススメしてみよーか・・・・。
しかし私の興味を引いたのはそのことではない。
『公的年金は絶対に崩壊しない。』
と、著者がスピーチの中で声高に述べたこと。
昨今“公的年金は将来はツブれる”みたいな論調がマスコミを賑わせ、われわれ庶民の不安をあおる。 しかし彼は著書のなかで、世界的に見ても、国家がツブれても年金制度は崩壊していない。絶対にそのよーなことはおこらないと断言する。 そして本の中ではないが、、、政府中枢に、そして公正中立であるべきマスコミの中にも、“年金は安全だ”といいずらい 政治力学 が存在するとも。 政治力学 となるとわれわれ庶民にはテの届かぬところ。 公的年金の不安を煽れば民間保険が繁盛・儲かる。 さてさて、保険業界のことか???
出版文化社出版
曽我 浩著 【知らないと損する年金のもらい方】定価1050円
社会保険労務士
http://www.sogaoffice.jp/